電池競争を制した者が、自動車業界の覇権を握る

Newspicksで興味深い連載が始まったのでシェア。
内容は自動車業界をめぐる電池の開発競争について。

EV自動車が発展するとなれば(難しい話だが)、そのキーデバイスは言うまでもなく電池である。
その電池の開発では、多くの巨大企業がしのぎを削っているのだ。

また、電池については、名著『Battery Wars』(http://amzn.to/2BT183I)を読んでから、個人的にとても気になっている。
(以前読書感想の記事も書いたのでご覧あれ)

-【読書録】『バッテリーウォーズ 次世代電池開発競争の最前線』-スティーヴ・レヴィン著(日経BP社)
(http://www.sm-walker.jp/2017/04/23/01-240/‎)

あらゆるものがモバイル化されていく中で、電池が良質であることはもはや前提になっている。
もはや掃除機までコードレスが当たり前な世の中なのだ。

一方、電池の主要マテリアルであるリチウムは、密度を上げることで性能を向上させる従来のアプローチに限界(Galaxyの爆発事故の原因でもある)が見られていること、産出国の偏りがあるなど、既に課題が見えている。

そのため、電池に対する各社の今後の取り組みは革新的なものであることが予想されるため、とても注目されているのだ。

さて、記事のトヨタのEV戦略におけるPanasonicとの提携について。
Panasonicはバッテリー技術でテスラとも組んでおり、トヨタとテスラのバッテリー開発の差が縮まったと見ても良いのではないか。
つまり、先行者利益が多少吸収されたとも言えよう。

そして、このように、クルマについてはEVだろうが自動運転だろうが、まさに死角のない取り組みを圧倒的な資金力ブランドを背景に進めることができるのがトヨタの強さである。
クルマに関するすべてのトレンドに、トヨタはついていくことができる。

今後も電池競争から目が離せない。

【新】トヨタの答え。「電池」で負ければ、僕らは滅ぶ

<概要>
ナンバーワンの「電池」を作る──。
旧来のガソリン自動車の王者トヨタが、新たにそう決断した意味は重い。
自動車の歴史が、100年続いてきたガソリン車から、電気自動車(EV)に大きく変わることを予感させるからだ。
そうなれば、必然的にクルマの心臓部となる動力源は、内燃エンジンから電池に変わる。
両社の新しい提携は、まさしく歴史的な“転換点”になる。
これまで両社がタッグを組んできた、ハイブリッド車の電池とは訳が違う。
EVとなれば、プリウスの電池容量の「約50倍」にも上る電池を積まなければならないのだ。
https://newspicks.com/news/2810306/body/?ref=index

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