インターネット時代に求められるインテリジェンス〜”知恵”と”知識”〜

無事仕事納めとなり時間が取れるようになったので、過去に溜めていたアイデアを隙を見て記事にしていこうと思う。

本日論じたいのは、『頭の良さの種類と優劣』についてだ。

世の中には色んな人がいるが、読者も含む殆どの人は「頭が良くなりたい」と思っているのではないだろうか。
少なくとも、「頭が悪くなりたい」とわざわざ思う人はあまり多くないだろう。

では、頭がいいとは何なのか?

僕は大きく分けると”知恵”と”知識”の2つあると考えている。
前者は「考えること」、後者は「知っていること」という分類だ。

普段テレビやネットなんかを見ていると、この2つが混同されていることが非常に多い。
しかし、僕はこの2つは明確に区別されるべきだし、更に言うと両者には優劣が存在すると考えている。

以降で、その辺りを詳しく説明していこう。

”知恵”か”知識”か

さて、僕は結論から言うと、これからの時代は”知恵”の方が、”知識”に圧倒的に優ると考えている。

なぜか?
それは、インターネットの力によって、「知っていること」それ自体の価値が、どんどん低減しているからだ。

知らないことはGoogleで検索すればそれでOKな時代になっているため、「ただの物知り」は劣化Googleに成り下がってしまったのである。
(Googleを超える物知りな人間は、おそらくこの世には居ないはずだ)

もちろん、物事を知らないよりは知ってる方が絶対に良いだろうし、考えるための引き出しや材料は多い方がいい。
そういう意味で、知識自体が無価値であるわけではない。

しかし、調べて得た内容をどう活かすか、他の情報をどう組み合わせるかが価値を生む時代に既になっていて、そのことを認識しておかないと、日々の勉強はただの”Google以下の物知りおじさん”になるための作業に変貌してしまう。

そう考えると、日本の教育機関や多くの国民は、そのことを全く認識できていない。
テレビで高学歴のタレントを集めてやることとといえば、まさに”知識”を求めるクイズ番組ばかりだし、受験勉強はその労力の多くを暗記に割かなければならないものだ。

知のマトリクスと人間像

ここまでで”知恵”と”知識”の違いとその優劣について論じたが、2つの配分によって、どこかの本で見た下のようなマトリクス図が出来上がる。
このマトリクス図を基に、考えられる人間像を描いてみたので、読者の皆様にはぜひ今後の勉強計画に活かして欲しい。

①負け犬(知識:低、知恵:低)
これは最悪な人間だ。
具体的には、休みの日には寝っ転がってスマホでまとめサイトやYouTubeをだらだら見て過ごしたり、仕事から帰ってきたら、鼻くそをほじりながらTVのバラエティやワイドショーを見てヘラヘラしているヤツらのことである。
その人自身の価値が上がらないのだから、賃金など上がるわけがない。
どんな人生を歩むかは人の勝手だが、個人的には読者の皆様にはこうなってほしくないと思う。

②問題児(知識:低、知恵:高)
これはこれでややこしい人種だ。
飲み会で面白くないウンチクを一生垂れていたり、学校で全く生産性のないことで先生にやたら突っかかりニヤニヤ自己満足していた人を、人生で一度くらい見たことがあるだろう。アレである。
彼らの最も面倒くさいのは、プライドが高く自分で頭がいいと思っているところだ。
そんな彼らと議論をしてみると分かるが、”知っていること”が勝負なため、論調がすごく場当たり的で2〜3回応酬があるともう限界だ。
内容が自分の知らないことに及ぶため、議論ができないからである。
彼らは覚えることは得意なため物事の最初はうまくいくが、考える事ができないので伸び率が低く、早々に頭打ちになる。

③金のなる木(知識:高、知恵:低)
これはその名の通り、成長株な人間である。
昔はみんなでバカやっていたはずなのに、高校から急に成績が良くなったりして、ちょっといけ好かないアイツだ。
今は知らないことが多いが、色んな経験を積めば花形になれる素質がある。
しかし、しっかりと努力し行動を起こさなければ、その木に金がなることは一生ない。

④花形(知識:高、知恵:高)
もはや説明する必要はないだろう。
他の①②③は花形に到達するために、必死こいて勉強する必要がある。
ここに到達すれば、おそらく生活に困ることは無いはずだ。

以上、長くなってしまったが、知を体系化するということは非常に面白い。
今後あなたの人生設計に役立つことを祈っている。

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