小指の隣にもう1本親指を作るプロジェクトが爆誕

一見くだらなさそうで、実は結構重要な取り組みなんじゃないか…と思ったのでシェア。

プロジェクトの動画を見れば分かる通り、健常者からしても使える指が1本増えるというのはとても便利なはずだ。
取り外しが可能なので、必要な作業に応じて装着するかどうかを選ぶことも可能だ。
足で操作する、というのもセンスが良くていい。

そして、身体障害者にとっても、この機器の装着やプロジェクトにさまざまなメリットがある。

それは、足りないものを補う-この考えを補綴(ほてつ)という-ことは当然だが、人の身体を”拡張”させることへの理解が深まることだ。

このプロジェクトの機器の画像を見ればわかるが、付ける指が機械であることが丸分かりだ。
つまり、「機械の指であることを隠して、本物の指に似せて作る」という概念がない。

健常者によって、このように補綴に使われるアイテムをプラスに捉える動きが広まれば、障害者の方の心理的なバリアフリーが広まる。
義手だから恥ずかしい、などといった考えを淘汰することができるのだ。

元から義手等を恥ずかしがる必要など無いのだけど、気にするのはむしろ障害者の方だったりすることもあるだろうと考えられる。
なので、人の身体を拡張させる取り組みは、実は社会的にも非常に大きな意味を持つのである。

人間拡張”についての書評も過去に書いているので、よかったらそっちの記事も読んでみて。

-将来、オリンピックとパラリンピックの人気が逆転する?というお話
http://www.sm-walker.jp/2016/05/30/01-73/

小指の隣に「第三の親指」を追加してしまうという創作プロジェクト「The Third Thumb Project」

<概要>
人の両手には親指から小指まで5本の指が備わっていて一通りの動作を行うことができますが、ここへさらに「第三の親指」を小指の隣に追加して機能を高めるというプロジェクトが「The Third Thumb Project」です。
このプロジェクトは、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで学ぶダニ・クロードさんによるもので、3Dプリンターで出力した「親指」をセンサーとモーターでコントロールするというもの。実際に動いている様子は以下のムービーで見ることができます。
右手の小指の隣に取り付けられた「第3の親指」。人間の体を拡張する試みとして制作されたものです。
操作は靴の中に仕込まれた圧力センサーで行います。センサーと手の装置はBluetoothで接続されるとのこと。
クロードさんのサイトでは、これ以外にも数々の興味深い制作物が公開されています。
http://gigazine.net/news/20170707-third-tumb-project/

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