【広告最適化】GoogleがGmailの中身のスキャンをやめる

Googleがメールの中身をスキャンするのをとうとう止めるらしい。

このメールスキャンは広告の中身を各ユーザーごとに最適化するために行われてきたものだが、昨今の個人データ取得に対する風当たりは非常に厳しいので、Googleが撤退したという見方もできるであろう。

確かにメールの内容は個人情報満載で、広告の成果を高めるためにはぜひとも欲しいものだ。
しかし、Gmailの広告でGoogleがうまく稼いでいるのかと言われると微妙な気もするし、風評被害的な言われ方をするリスクがペイするほどの効果はないのであろう。
メールのインターフェースもそうそう変わるものではないので、クリックやタップのミスによる小銭稼ぎも期待できないし。笑

まぁメールの中身をスキャンするのに違和感を持つのは理解できるが、広告を異常に嫌う人は個人的には理解できなかったりする。
Googleに限った話ではないのだが、企業が継続発展的にサービスを提供するためには、当然ながら資金が必要だ。

じゃあその資金はどこからゲッツするの、って話だがインターネット企業に関して言えば、その殆どは広告なわけだ。
Googleだって、莫大な収益の源はほぼ広告である。

Googleの売上のじつに96%は広告収入です(もちろんYouTube上に表示される広告収入も含まれますし、Googleの提供する各種ツールの根底にはクラウド技術が生きています)。
全社売上の4%を占めるOther revenues(その他売上)には、広告主やエージェントに対する各種マネジメント・サービス料やシステム使用料が含まれています。
Android OSやウェブブラウザは無償で提供しているため、売上というかたちでは表れません。
http://diamond.jp/articles/-/18114?page=4
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もちろん、広告一辺倒な収益モデルしかもたないインターネット企業に一番問題があるのは明白だ。
広告は水モノなので、景気の影響をモロに受けるし、結局のところPVに頼らざるを得ない。

だが、この広告を忌み嫌いつづければ、どこかの企業が割りを食うわけで、例えばGoogleが1検索10円とか、Facebookの登録に500円とかいったことになってしまう可能性だってあるわけだ。

うざい広告表示の仕方は確かにあるし、クリックしろという意味では決して無いが、タダで運営できるわけではないということは理解してほしい、という話である。

あ、このブログにも広告を設置しているのだが(これもGoogleAdsenseだ)、これで稼ごうとする気はほとんど無い。
にも関わらずなぜ設置しているのかというと、「読者ってどれくらい文章を読んでくれているのかなぁ」というものを見るために設置している。

僕のブログを見てもらえればわかるが、本文の一定間隔ごと(ひとつの小見出し)にひとつ設置していて、1つの記事にだいたい1〜2つぐらいの広告があるような感じになっている。
広告はクリックだけでなくて、見られた回数もトラッキングされるので、ちゃんと読んでもらえるような文章になっているかを計ることができるのだ。

僕の場合は上記のような工夫をして、ツールとして利用しているが、今後のネット広告もどんどん新しい形になっていくのではないだろうか。
というか、はやくそうなって欲しいものである。
世界中の頭のいい人が必死こいて考えていることが、「どうやって広告をクリックさせるか」だなんて、あまりかっこいい話ではないと思う。

Googleは広告の個人化のためにGmailの受信トレイをスキャンすることをやめる

<概要>
Googleからオドロキの発表だ。
同社は今年後半に、Gmailの無料ユーザーの受信トレイを広告の個人化のためにスキャンすることをやめる。
G Suiteを有料会員として使っている企業ユーザーに対しては前からやっていないが、無料ユーザーの場合は、彼らに見せる広告のターゲティングのために、受信トレイを定常的にスキャンしていた。
その情報と、ユーザーに関して知っているほかのことを組み合わせて、その人の‘広告プロフィール’を作っていた。
Gmailに広告が出ることは止まらないが、Googleはユーザーについてすでに多くのことを知っているから、Gmailからそれ以上の情報は要らない、とも言える。
広告のパフォーマンスにとって役に立たない、有害である、という状況もあるのかもしれない。
http://jp.techcrunch.com/2017/06/24/20170623google-has-all-the-data-it-needs-will-stop-scanning-gmail-inboxes/

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