立派な人間になったら、なんか良いことあんの?

連休明けの1週間、長えなぁ。

しかも連休明けってだいたいバタバタするから、超忙しいよね。
僕みたいなシステムベンダーに勤めてる人にとっては、連休明けって、お客さんのサーバがうまく立ち上がらなかったり、連休中の切り替え案件の検収したりしないといけなくて、あまり良いイメージがない。

なので、あまり日頃の勉強ができていない。
先日の記事で紹介したが、漫画のインベスターZを読み進めてるぐらいだ。
(これを勉強と言っていいかビミョーなラインだが)

さて、エントリタイトルの件に戻ろう。
インベスターZの中にもそういうキャラクターがいて、改めて感じたのだが、”立派ぶりたい人”ってめちゃくちゃ多いなぁと。

”立派ぶる”というのは、「責任を果たしている」とか「頭がいい」とか「誠実である」、「常識をわきまえている」みたいな評価を世間や周囲の人間から得ようとすることである。

別にそれ自体に文句はないのだが、その行動として現れるのは、「子供を作る」とか「結婚する」とか「新築の家を建てる」みたいな話で、よくわからん、という感じだ。
でまぁ、それが個人の価値観として留まってるんならまだしも、「東京都知事の無駄遣いが許せないので、50億払って再選挙する」とか「子育ては親がやるべきで、ベビーシッターを利用して楽をしてはならない」みたいなところに繋がって、社会全体を支配してる感じも少なからず見受けられるんで、とてもタチが悪い。

個人的な感覚としては、アルコールや残業の強要よりもはるかにタチが悪いと思う。
なぜなら、より多くの人間の人生に、より大きな影響を与えるからだ。

今回の舛添要一氏の辞職に伴い都知事選が行われる。
都選挙管理委員会によると、実施費用は前回2014年2月の選挙に基づけば約50億円とされ、都民から余計な出費に怒りの声が上がっている。
都選管によると約50億円の知事選に対し、都議選の実施費用は約45億円(前回13年6月の選挙に基づく)。
選挙期間は知事選が最大17日間なのに対し、都議選は同9日間となっている。選挙費用は6〜7割が人件費で、多くは期日前投票の立ち会いなどに関わるものだ。
-知事選費用50億円 「都民にも責任」
https://mainichi.jp/articles/20160616/k00/00m/040/075000c

このような価値観の違いがどういった要因で発生するのか非常に興味深いが、それはさておき、「立派であるべき」という理由で何かを決定するのは結構無理があるのではないか、と考えるのだ。

理由は明白で、そこに何のロジックファクトも存在しないからである。

上の東京都知事のニュースは特に最悪の例で、何百万かの無駄遣いを断罪するために50億払うことを東京都民は選択しているのだ。
東京都民は「物事を定量化して比較する」という当たり前のことができていない、バカばかりである。
そんなことは、小学生が遊戯王でデッキに入れるカードを選んだり、幼稚園児が手持ちに入れるポケモンを選択する時にだってやってることだ。

じゃあ、舛添氏と小池氏とで、政治的手腕が圧倒的に違うのかと言われれば、別にそんなことはないわけだ。

そして、みんな幼稚園児以下の知能しか無いので、その後豊洲市場移転問題で、有害物質やリスクを築地市場と比較することが、またしてもできないでいる。
この有様が、日本の首都で行われているだなんて、本当に笑えない。

みんな立派ぶって、「けしからん、無駄遣いを断罪する」という1点に執着した結果がコレだ。
でも、それが都民の総意なわけで、みんなして何かの宗教に入ってるとしか思えない。

少し話がそれたけど、言いたいことはただひとつ。
君が立派になっても、別に良いことなんて何もないよ。



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