結婚のオワコン化は進む…

芸能人の離婚ネタは昔からのワイドショーのタネだ。

本日も、芸能人の離婚ニュースが舞い込んできた。
お笑い芸人のココリコ田中氏の離婚である。

ぶっちゃけ、僕自身芸能ニュースにはほとんど興味がないし、わざわざブログでエントリを書くようなことでも無いかもしれない。
だが、昨今の結婚のオワコン化について少し触れてみたいと考えていたので、このニュースを借りることで話を進めることとしたい。

レガシーシステムとしての結婚

インターネットに数多いるブロガーの例に漏れず、僕も現行の結婚制度にはあまり賛成できない。

答えは明白だ。
結婚が、明らかに時代に合わなくなっている制度だからだ。

その昔は、農耕が主体だったり”家”という概念が強かったりしたので、それこそお見合いまでして結婚し、家族を増やすあるいは維持しようとしたのだろう。
(あるいは、現在よりも世間からの圧力が強かったのかもしれない)

でも、今の時代に家柄だとか血筋なんて考えることはほとんどない。
というか、ぶっちゃけ生きていく上で、家族は既に必須なものではなくなっている。

そもそも結婚=幸せ、とする一般的な認識には何のロジックファクトも存在ない。
わかりやすく言うと、ただの”思いこみ”だ。

なぜ結婚するのか?」ということを、国民はもっと良く考える必要がある。

客観的事実としての結婚

一般的に、離婚率は3分の1程度、とされている。
女の子が根拠もなしに憧れている国際結婚に関しては、もっと多く、5割とも7割とも言われている。

国際結婚件数は当然増加傾向にあるのかと思いきや、2006年をピークに減少傾向にあることがわかった。
30年前(1983年)と比べると国際結婚率は1.4%から3.3%に倍増し、その後増加してきたが、過去最高を記録した2006年(約4万5千件)からは急激に減少している。
厚生労働省が公表した人口動態調査によると、2013年の国際結婚数は2万1488組。2006年に比べて約6割減である。
しかしながら、国際結婚の離婚率は増加傾向にある。
厚労省調査によると、国際結婚したカップルの1年間の離婚件数は1万5196組。
毎年2万組以上の国際結婚カップルが生まれる一方で、その7割に相当する数のカップルが離婚している。
日本人同士のカップルと比較しても倍近い比率である。
-1分で理解する「日本人の国際結婚と国際離婚」知られざる7つの実情
https://www.madameriri.com/2015/05/30/1%E5%88%86%E3%81%A7%E7%90%86%E8%A7%A3%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%8C%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E7%B5%90%E5%A9%9A%E3%81%A8%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E9%9B%A2%E5%A9%9A%E3%80%8D%E7%9F%A5/)

この”離婚率”には、結婚数や人口の減少による「分母の減少」が考慮されていない部分もあるので、多少数字が大きくなりすぎている側面もあるのだろうが、それでも2割ぐらいは離婚しているのではないか。

2割”と言われてもどんなもんかあまりピンとこないと思うので、この数字の感覚として理解するために、”2割”という数字で何か良いものがないか、少し探してみた。

すると、良いものが見つかった。
離職率”である。

ここ10年の大学卒業後3年以内の離職率は、多少の波はあるもののおおよそ3割程度で推移しています。
下のグラフは、2005年から現在までの大卒の新入社員の離職率を表しています。
さらに30年前からのデータを見てみても、バブル崩壊の翌年、平成4年がもっとも離職率が低く(23.7%)、逆にもっとも高いのは平成16年の36.6%という結果に。いずれにしても、3割前後で推移していることに変わりはありませんでした。
「最近の若者はゆとり教育で育ったから、我慢が足りずすぐ辞めてしまう」などと言う人がいますが、3年で3割辞めるのは30年前からほとんど変わらない傾向なのです。
-新卒の離職率|3年で3割辞めるのは、我慢が足りないせい?
https://ten-navi.com/hacks/article-17-10032#smoothplay3

正確に言うと、「新入社員の2年離職率」だ。
少し強引に関係づけるが、”結婚生活”全体のツラさ・キツさは、”新卒で会社に入ってからの2年間”と同じぐらい大変だということにはならないだろうか。

2年という短期と、結婚生活という(比較的)長期的なものとを比較するのも無理があるが、感覚としては理解しやすいのではないだろうか。

新しい価値観

結婚が時代に合わなくなってきた、ということは裏を返せば時代に合う価値観があるということだ。

そもそも、結婚をせず、子供がほしいなら婚外子でも全然いい。
というか海外だとスタンダードだぜ、と社会に一石を投じたちきりん氏の結婚エントリは衝撃でした。
-結婚はオワコン!?
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20130514

事実婚や週末婚といった、国民の方から形を変えていくアプローチは当然のこと、フランスのPACSみたいな、準結婚のような制度が政府の方から提供されるかもしれない。

Wikiの説明ではいまいちよくわかりませんが、結婚との違いは
・相手側の苗字に変わらない
・管轄は市役所でなく裁判所
・別に永遠の愛を誓うわけではない
・別れる時に離婚ほどめんどくさくない(どちらか一方の申し立てで契約解消可能)
こんな感じで、結婚に比べるとパックスはロマンチックさが微少です。
(中略)
PACSしてみて、うまく行きそうだったら次は結婚、という「結婚の前段階」としてPACSするカップルもいますが、PACSのまま結婚しないカップルもいます。
なので、「PACS=婚約」ではありません。
-これでPACS(パックス)まるわかり!結婚との違いは?
http://franpon.com/love/1505202

僕は未来予測はできないので、実際のところどうなるのかはわからないが、これからはレガシーな結婚が前提とならない社会になるはずで、そのための準備は男女ともにする必要があるのでは、と考える。

最後に、さんぞ結婚制度をdisったところで、結婚雑誌「ゼクシィ」の名コピーを引用する。
これはなかなか素敵で、さすが結婚専門誌だなぁ、と感じてしまった。

結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私はあなたと結婚したいのです。

ココリコ田中直樹と小日向しえが離婚 2児の親権は田中「責任を果たしていきたい」

<概要>
 お笑いコンビ・ココリコの田中直樹(46)と女優・小日向しえ(37)が離婚した。
2日、田中が所属事務所を通じて発表した。
すでに離婚の届け出は済ませ、長男と次男の親権は、いずれも田中となる。
直筆サインで田中は「私ごとで大変恐縮ですが、私田中直樹は、この度、小日向しえさんと離婚することになりました」と報告。「話し合いを重ね、このような結論に至りました。これからは、夫婦という形ではなくなりますが、子どもたちの父親、母親としてしっかりと責任を果たしていきたいと考えております」とコメントしている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170502-00000332-oric-ent

1件のコメント

  1. 大半は同意ですが、ラストがアレですね。
    リクルートは売れ残りのフェミキチのクレーマーどもに最大限に気を使った結果、
    このコピーを採用したんでしょう。
    それにマスごみの上のほうは「人口削減計画」を推進してますからね

    むしろ、「結婚しなくても幸せになれるこの時代」
    これがメインのメッセージ(洗脳)でしょう

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