次世代版Wikipedia?「WikiTribune」が誕生!

すいません、タイトル盛りました。笑

Wikiの名前は冠してるが、中身はWikipedia全然関係なくて、Wikipedia創設者のジミー・ウェールズが開設したからWikiって名前をつけただけの感じ。

肝心の中身についてだが、基本的にはアウトソーシングで外部委託して記事を書いてもらって、クラウドソーシングで内容をチェックする仕組みのよう。

クラウドソーシング(英語: en:crowdsourcing)は、不特定多数の人の寄与を募り、必要とするサービス、アイデア、またはコンテンツを取得するプロセスである。このプロセスは多くの場合細分化された面倒な作業の遂行や、スタートアップ企業・チャリティの資金調達のために使われる。クラウドソーシングは群衆(crowd)と業務委託(sourcing)を組み合わせた造語で、特定の人々に作業を委託するアウトソーシングと対比される。
-Wikipedia『クラウドソーシング』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%89%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0

アウトソーシングのいいところ(=品質・スキルの担保)とクラウドソーシングのいいところ(=安価で多くの労働力を確保)を合わせたような仕組みだ。
ファクトチェックによる信頼性の確保には、一般ユーザも参加できるようで、このあたりはいかにもWikipediaらしいな、というところ。

広告を導入せず、寄付で運営しようというのもWikipediaらしいが、外部委託するのであれば、Wikipedia以上にお金がかかる仕組みのはず。
ニュースサイトに広告があるのは至極普通のことだと思うので、広告掲載してもいいような気がするぞ。

また、チェック活動にチカラを入れるというのは、昨今のソーシャルメディアの様相をよく表していて、 FacebookのフェイクニュースだのGoogle検索のホロコースト否定だのといった、メディアの諸問題に対するジミー・ウェールズから提示された一定の解であると考えていいだろう。

圧倒的にトランプ寄りのデマがシェアされまくってた。
アメリカ大統領選挙をきっかけに、Facebook上のでっちあげ記事が問題になっています。
単なる誤報とかじゃなく、アクセス数を稼ぐ目的のでたらめなニュースが大量にバラまかれて、トレンド記事にすらなっていたんです。
同社のマーク・ザッカーバーグCEOは「ガセネタはごく一部に過ぎない」って反論してたんですが、ポスト数は少なくても拡散力は絶大だったみたいです。
BuzzFeedによると、大統領選挙期間中、Facebook上ではでっちあげのほうが本物のニュース媒体のトップ記事よりたくさん「いいね!」やらコメントやらを集めていました。
-米大統領選挙中、Facebookでのデマは大手メディア以上に拡散してた
http://www.gizmodo.jp/2016/11/fake-news-stories-outperformed-real-ones-on-facebook.html
第2次世界大戦中にナチス・ドイツがユダヤ人を大量虐殺した「ホロコースト」についてGoogle検索をすると、「ホロコーストなどなかった」という主義・主張の差別的なサイト(ヘイトサイト)が検索結果の上位に並んでいることが問題視されてきました。この批判を受けて、Googleは検索アルゴリズムの変更にすばやく着手しています。
ホロコースト検索問題についての批判を受けたGoogleは、検索結果に影響を与えるアルゴリズムを変更して、この問題に対処したことを公式に認めました。
-「ホロコーストなどなかった」という差別主義的サイトが検索上位に現れる問題でGoogleが検索アルゴリズムの改良に着手
http://gigazine.net/news/20161228-google-change-holocaust-ranking/

「偉そうな広告主やじじいの経営者といいた既得権益的なパトロンがいない分、大手マスメディアよりも新興勢力であるネットメディアの方が信用できるのではないか」というのが、メディアに対する一般的な世論であったように思うが、蓋を開けてみれば全然そんなことはなかったわけだ。

インターネットは時には多数派のチカラを、時にはアルゴリズムのチカラを味方に、人々に最適な情報を提供してきた。
だが、ここに1つの脆弱性があったわけだ。

それは、サピエンスが持つ「脳の構造」そのものだ。
我々は愚かしくも、物事を見たいようにしか見ず、信じたいようにしか信じられない生き物なのだ。

その結果、誰もが「自分が見たい」と思ったニュースがタイムラインを流れ、「自分が信じたい」と思う真実が検索結果で最上位に踊るようになったのである。

システムに脆弱性が見つかったのであれば、我々のやることはひとつだ。
対策を講じ、より堅牢なシステムを作り上げるだけである。

我々サピエンスは、それを絶えず行い繰り返すことで、自らの欠点を補い、食物連鎖の頂点に立つことができたのである。
そして、それはこれからも変わらないはずだ。

ジャーナリズムとクラウドソーシングを融合させたニュースメディア「WikiTribune」が誕生

<概要>
Wikipediaの生みの親でもあるジミー・ウェールズ氏は、2017年4月25日、“みんなによる、みんなのためのニュース”を標榜する新たなオンラインメディア「WikiTribune(ウィキトリビューン)」を開設した。
「WikiTribune」は、ジャーナリズムとクラウドソーシングを融合させ、事実に基づく中立的なニュースを発信しようとしているのが特徴だ。
具体的には、専門の経験とスキルを有するプロのジャーナリストが、正当な報酬のもと、取材や記事の執筆、ファクトチェック(事実確認)を行いながら、一般ユーザーもボランティアでその機能の一部を担い、コンテンツの信頼性や正確性を担保させることを想定している。
また、「WikiTribune」のニュース記事は、広告表示なしで、誰でも無料で閲読可能。
その運営資金は、Wikipediaと同様、読者を含む支援者からの寄付金によってまかなわれる仕組みとなっている。
http://techable.jp/archives/56965

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