不平等は常に「暴力」によって解消されてきた…

Gigazineでちょっと刺激的な記事があったのでコメント。

まず前提として、僕は別に暴力を肯定する気は毛頭ない

が、確かに歴史を振り返れば、暴力が不平等を解消したという事実があったことは、それなりに納得がいく。
(別に歴史には詳しくないが)

それを無視しちゃうと、結果としてまた戦争が起こったりするんじゃないかなぁ〜と。

何かよくないことが起こった時に、原因を特定して、再発防止に努めるのは人類が(個人レベルでも社会レベルでも)これまでずっと行ってきたことのはずで。
それを止めちゃうことは、人類の進歩社会の発展を遅らせることにもなると考えます。

さて本題に入ると、歴史的なデータはさておき(よく知らない)、
・”不平等は「暴力」によって解消されてきた”
つまり、
・”何か不平等があって、それを解消する手段として「暴力」が用いられてきた”
という主張は、それなりに妥当なものだと思う。

そもそもだけど、なんの理由もなく(人の集団が)争いを始めることって、ほとんど無いと思うのだ。
理由は簡単で、そんなことは割に合わないから。

傷ついたり、何かを失う可能性があるのに何も得られないなんて、暴力趣味のある人は別として、集団を納得させることなんてできないと考える。

裏を返せば(起こしたいかどうかは別として)、何か納得させられる理由があれば、それは争いが起こる原因になり得るかと。

お金が、土地が、資源が…それらが足りなければ?
国民を養うには、どうしてもそれらが必要になる。

争いを起こすには十分、ってか、今までの戦争ってそれが発端で起きるものが多かったんじゃ無いかなぁ。

そんでもって、それらをうまく配分し、解決しようというのが、経済学の本懐なわけだ。
(少なくとも僕はそう思う)

あ、昨今の戦争は、少し様子が違うように見えます。

宗教的な原理があって、何かの信条のもと動く人が増えてきた…
いや、SNSとかで世界に発信できるようになったというのが正しいか。

とにかく、根底にあるものが経済的なものでない組織が出てきた感じ。

そういうところも含めて、これからの世界は何が原因で争いが起こるか、ますますわからなくなってくるなぁ。

不平等は「暴力」によって解消されてきた

<概要>

「歴史上のどの時点においても、暴力が富の再配分を保証するのに必要だったということは、普遍的な事実です」と語るのはスタンフォード大学で人文学と古典・歴史の教授を務めるWalter Scheidel氏です。
Scheidel氏は「The Great Leveler」の著者であり、本書の中で、石器時代から現在までの歴史の中で、多くの不平等が暴力によって解消されてきたという事実を明らかにしています。

フランスの経済学者であるトマ・ピケティ氏は「21世紀の資本」という本の中で「経済が成長する限り不平等が自然と解決されることはない」と述べています。
ピケティ氏の主張はScheidel氏と同じくする部分がありますが、ピケティ氏がここ200年に起こった「暴力による不平等の解消」について述べているのに対して、Scheidel氏が調査したのは「石器時代以降の人類の全ての歴史」についての暴力と不平等との関わりについて。

「歴史上、平等がもたらされるようになる原因は同じではありませんが、いずれも『既に確立されている秩序に対する大規模で暴力的な混乱』という道を通っています」とScheidel氏。

Scheidel氏は古代ローマの専門家ですが、現代の経済学者・歴史学者の資料に比べて、古い時代の資料を集めるのは非常に難しかったとのこと。
ばらばらに散らばる情報を集めて何とか1つにつなぎ合わせることで、不平等と暴力に関する1つの説を導き出したそうです。

Scheidel氏によると、社会を平等するための大惨事には「大衆動員もしくは交戦状態」「変化を起こす力を持った革命」「国の崩壊」「疫病」という「4人の騎手」が存在するとのこと。

「大衆動員による不平等の解消」は第2次世界大戦でも起こりました。
第2次世界大戦には多くの国々が巻き込まれ、人々の不平等が一様に、かつ大きく減少したのです。

戦場となったヨーロッパ各国や日本はもちろんのこと、アメリカでは税金が増し、戦争をサポートすべく経済は国家からの干渉を大きく受けるとことになりました。
そしてこれが労働者に利益をもたらすと共に上位1%のお金持ちに損害を与え、富の再配分が実現されたのです。

http://gigazine.net/news/20170127-violence-inequality/

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