農業とかいうチャンスだらけの成長産業

最近、農業系のニュース多いなぁ。

下部のニュース以外にも、プロミネント社のトマト栽培の話が先日報道されました。
これはオランダの話だけど。
http://gereports.jp/post/153336338754/tomato-terabyte

そういえば、両方ともトマトかミニトマトだ。
何か理由があるんだろうか?

まぁ、すでにビニールハウスでの栽培が主流だろうから、まずはトマトから始めているような感じかもしれない。

日本は農業にうってつけ

理由は簡単だ。

まずは、水と空気がきれいだから。

そして、気候が比較的安定しているのも重要なポイント。

国の全体が、この2つの要素を兼ね備えている先進国もないと思う。

世界諸国だと、この2つの条件から、農地にする候補を絞り込む必要があると思うが、日本ではその必要がない。

それに、インフラもそれなりに整ってるから、輸送・物流網が発達してるしね。

まだ改善の余地アリ、つまりチャンス

農業を行うのに良い条件を満たす一方で、まだまだ効率化できていないところはたくさんある。

例えば、土地や人口の構造

下記のデータを見ればわかるが、日本では、兼業農家や副業的農家がかなり多い。
http://www.maff.go.jp/j/tokei/sihyo/data/07.html
(農林水産省:「農家に関する統計」より)

要するに、片手間で農業をやっている人が多いわけだ。

それ自体を否定するわけではないが、経済的な側面を言えば、片手間の農業従事者に土地が分散している現状は、あまり生産効率がいいとは言えない状態にある。

規模の経済がうまく働かないからである。

もっというと、自動化やドローンによるITの活用などの付加価値を高める取り組みには、ある程度の実証実験が必要なわけで。

そこに対する農地もおそらく不足していると思われる。

ということを考えれば、下のような「農業人口の減少」のニュースも、見方が変わってくるのではないだろうか。

「農業人口200万人割れ 16年、農水省調査 若者伸び悩み」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201607/CK2016073102000130.html

農業従事者の人口自体は、少なくていいのだ。

問題は「どれだけの農作物を”安定して””効率よく”作れるか」にあるのだから。

最後に

農業の魅力が、最近すごい。

ちなみに、上の非効率性は、あくまで土地や人口の観点からしか見てないので。

IT活用」や「農協などのチャネル整備」など、他にもやれそうなことはいっぱいある。

最後に、経済学者のフェルドマン氏の著書より、農業に関する記述を引用。

・オランダは面積で言うと日本の四分の1ほどだが、農産物の輸出額は世界2位

・日本は作付け1平方kmあたり輸出額千百万円ぐらい。オランダは同じ面積で10億

  → つまり、理屈上は日本もオランダと同じぐらい向上できる。

以上、駄文失礼しました。

【ITで攻めの農業】投資300万円でも儲かるトマト自動栽培

<概要>

■肥料散布と灌水がセンサー情報を元に自動化

ビニールハウスの活用にあたり、思いついたのがミニトマトの栽培だった。

とはいえ、遊休地の活用という副次的な使い方のためだけに人を雇うことは難しい。

そもそも、ミニトマト栽培の経験が豊富ではなかったため、まずは県の営農指導を受けることになった古川氏。
その中で出会ったのが養液土耕支援システム「ゼロアグリ」だった。

ゼロアグリは土壌センサーによって耕作地の地温、土壌水分量、土壌EC値を測定。
それを元に灌水や肥料の量を制御する。

古川氏によればハウス栽培で一番大変なのが水やりだという。

天候や気温、作物の状態によって分量の調整が必要となり、作業中は手がはなせない。
そのため、養液供給の自動化は魅力的だった。

さらに、土壌や養液供給の経緯を管理画面で把握することで、導入後は作物の状況を見ながらよりきめ細やかな育成が可能になった。
ミニトマト栽培では潅水に失敗すると実が割れ、当然それは廃棄対象となってしまう。

システム導入後、ハウス1棟あたりの廃棄量は、導入前と比較して1/4から1/5ほどに減少。
品質についてもA級品の比率が増えたという。

■投資回収はコスト効果より作付け面積の拡大がポイント

作業や管理に余裕が出たことから、アルス古川ではミニトマトのハウスを、開始当初の4棟から10棟まで拡大した。
システムの導入コストは約300万円と決して安くないが、生産量の増加によって収入が増え、導入1年後からハウスの増棟に着手できたという。

「農業にITを活用する場合、効率化による人件費などのコストダウンで初期投資を回収しようと思わない方が良いでしょう。それよりも、生産性を高めることで収穫量を増やし、その収入によって投資回収するようなモデルを考えるべきです」

古川氏は農業における最大のコストは人件費だと話す。

アルス古川の周りでは、高齢化によって作業を続けられない農業従事者による耕作放棄地が増えた。
彼らにパートで仕事を依頼することもあるが、養液土耕を取り入れたハウスは、高齢者でも負担なく管理できるという。

高齢化によって特に地方の農業における人手不足が深刻化しているが、彼らが働き続けられる環境を作り、生産量を維持もしくは増産していくことが今後は重要となるだろう。

ITを活用した農業では、作業の効率化に加え、蓄積されたナレッジ、ノウハウを誰でも活用できるというメリットもある。
ゼロアグリでいえば、センサー情報を元にした適切な養液供給量の分析がそれだ。

長年の経験や勘に頼らず、老いも若きも農業に参入できる環境を作ること。
その先に農地の拡大があり、農業法人として売上を伸ばしていくチャンスがある。

http://www.rbbtoday.com/article/2016/11/25/147355.html

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