Googleのバイオ電子薬会社の設立に見る、本当の狙い

Googleが行うバイオエレクトロニクス治療の本質は、治療以外に「ヘルスケアのビッグデータ獲得」にもあると考えています。

個人情報のうち、健康や医療に関するものは極めて価値が高く、ハッカーや名簿業者の中ではお宝扱いされている、と報道されています。
http://www.reuters.com/article/cybersecurity-usa-targets-idUSL3N0YR30R20150605

ヘルス情報が重要な理由は簡単で、多くの人が関心を持つから。
具体的な病名を指摘され、その病気の可能性に自覚を持っている人であれば、広告やメッセージに反応しやすい。

実際、アメリカのスパムメールの主な市場は、今や出会い系ではなくヘルスケアだそう。
https://www.sciencedaily.com/releases/2007/09/070918080952.htm

広告を主としてビジネスモデルを形成するGoogleであれば、ここを狙うのは当然かと思います。
なので、広告最適化をダシに、Googleにはヘルスケアにもっとお金を出して欲しいですね。

以上、駄文失礼しました。

こういった情報の価値は、インターネットの深淵にある裏市場なんかが一番適切に把握しているよう。
上記の情報の価値の部分も、この本より引用しています。

グーグルとグラクソがつくる、730億円の「バイオ電子薬」企業

<概要>
グーグルの親会社アルファベットがもつヴェリリー・ライフ・サイエンシズと、英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)が新会社「ガルヴァーニ・バイオエレクトロニクス」を設立した。

体内に埋め込み、モニタリングや治療を行う小型機器を開発する。

ガルヴァーニが開発を目指すのは、体内の神経信号をモニタリングできる埋め込み式の小型機器だ。
さらに、こうした機器を使用することにより、関節炎や糖尿病、ぜんそくなど多くの慢性疾患に見られるインパルス(活動電位)の不整や変化といった問題にも対処できるようになるかもしれない。
慢性疾患によって引き起こされる神経系信号の異常を、電気インパルスを使って修正するわけだ。

完成すれば、この生体電子工学機器は、錠剤と同じほどのサイズになり、体内に埋め込まれることになるだろう。
一度限りの手術で効果が何十年も続き、定期的な投薬治療の必要がなくなる可能性もある。
ただし、機器に動力を供給し続け、体内で何年もの間、確実に機能できるようにしなければならない、という課題もガルヴァーニは抱えている。

http://wired.jp/2016/08/03/galvani-bioelectronics/

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