みんな、幸せになるために生まれてきた-幸せになる勇気(書評)

(商品画像及び概要は、Amazonの商品サイトより引用しております)

以前から欲しいな〜って思ってたんですが、友人から誕生日プレゼントで貰いまして(どんな友人やねん)、先日読み終えました。

内容的には、前作「嫌われる勇気」の続編で、人との接し方をより具体的に示してますね。

前作でアドラーに触発された青年が、「アドラー信じてたのに、思って通りにいかへん!」という風に、哲人にクレームを入れる詰め寄るところから始まります。
「現実(現場)はそんなに甘くない」と。

「嫌われれる勇気」がハマった人なら、確実に”買い”です。

”今の自分が、過去を決める”

個人的に一番好きなのは、この部分。

人と語り合うべきは「これからどうするか」ということ。これ以外にありえない。

前作でも「目的論」という言葉で、アドラー心理学が”過去など存在しない”ということを表現していました。

歴史が勝者に都合が良く改ざんされるように、人生の物語の主人公である自分が過去を自由に書き換えられるんです。

だから、変わらないもの・変えられないものに対して執着するのではなく、変えられるものに向き合うべき。

つまり「これからどうするか?」である。

尊敬が人間関係の第1歩

これもいいですね。
難しいことだとは思います。
全然尊敬に値しないんじゃねえか?みたいな人いますもん。

しかし、この尊敬が共同体感覚に繋がるわけです。
この共同体感覚・・・つまり「自分はここにいてもいい」という思いを作り出すことが大切です。
それこそが人間の幸せなのです。

別に「相手をおだてたろ」という意味ではないです。

相手の考えや決断を尊重し、真剣に向き合うことです。

人の問題行動について

”人の問題行動はすべて、以下のいずれかの段階に該当する”として記されています。

「なるほど、そんな気がするぞ」と思ったので、最後に備忘録として残しておきます。

1.称賛の要求
概要:いいことをしているのではなく、ほめられることをしているだけ。ほめられなければ適切な行動をしない。
対策:もっと日頃の些細な言動に目を向け、共感を寄せる。

2.注目喚起
概要:褒められなくてもいいから、とにかく目立ってやろうとする。特別な地位を得ようとする。
対策:そのままで十分に価値がある、と尊敬すること。

3.権力争い
概要:反抗し、戦いに勝利することにより、地位を得ようとする。
対策:彼らのコートから退場する。絶対に争いをしない。

4.復讐
概要:愛の希求を捨て、憎しみを求める。憎悪を利用し、自分に注目を集める。
対策:難しい。まったくの第三者に頼るしかない

5.無能の証明
概要:これ以上わたしに期待しないでくれ、という思い。諦めたほうが楽、というニュアンス。
対策:専門家ですら、対処は困難

もしかして、ドキッとした人もいるんじゃないですか?

人って、自分で考えて行動しているようで、実は心や感情に行動させられているんですね。

そんな人間のメカニズムを改めて勉強してみると、色々面白いですよ。

以上、駄文失礼しました。

アドラー心理学シリーズ、いろいろありますが、これだけ流行るのも頷けます。

幸せになる勇気
―自己啓発の源流「アドラー」の教えII (ダイヤモンド社)

<概要>
人は幸せになるために生きているのに、なぜ「幸福な人間」は少ないのか?

アドラー心理学の新しい古典『嫌われる勇気』の続編である本書のテーマは、ほんとうの「自立」とほんとうの「愛」。
そして、どうすれば人は幸せになれるか。

あなたの生き方を変える劇薬の哲学問答が、ふたたび幕を開ける!!

<著者>
岸見一郎
哲学者。1956年京都生まれ。
京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。
専門の哲学(西洋古代哲学、特にプラトン哲学)と並行して、1989年からアドラー心理学を研究。
日本アドラー心理学会認定カウンセラー・顧問。
国内外で多くの“青年”に対して精力的に講演・カウンセリング活動を行う

古賀/史健
株式会社バトンズ代表。ライター。1973年福岡生まれ。
書籍のライティング(聞き書きスタイルの執筆)を専門とし、ビジネス書やノンフィクションの分野で数多くのベストセラーを手掛ける。
2014年、「ビジネス書ライターという存在に光を当て、その地位を大きく向上させた」として、ビジネス書大賞2014・審査員特別賞受賞

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