クリエイティブ・クラスという考え方-これからの世界をつくる仲間たちへ(落合陽一氏)

 

魔法をかけられる側になるな。魔法をかける人間になれ。

以前から興味あった落合氏の著書、やっと読めました。

いかにも落合氏らしい、少し難しげな単語によるアカデミックな表現で、胸に秘められた純粋無垢な思いが綴られています。

ちなみに、本書で繰り返し表現されている「魔法をかける側=魔法使い」ってのは、タイトル「クリエイティブ・クラス」のこと。

その人にしかできない専門性と、誰にも負けない熱い情熱を持ち、世の中の問題を解決せんとする人々のことです。
専門性ってのは、”難しい資格”とか”会社での立場”っていうチンケなものじゃなくて、「世界中見ても、その人にしかできないこと」ですね。それこそ本が1冊かけるぐらいの。

今までの仕事のあり方は、人工知能をはじめとしたコンピューターが全部変えちゃうんで、そこにしがみついても仕方ないわけです。
そこで生きてくるのは本当に「クリエイティブ」な、、、他の誰もマネできないようなことです。
世の中の誰もできなければ、人工知能にだって簡単にアルゴリズム化されないですからね。
(人工知能によって、仕事を”奪われる”って考え方も好きになれないですが、、、)

だからこそ、魔法をかけられてばかりではダメ。
「なぜこうなるのか」「どうやって動いているのか」という、仕組みの裏側を可能な限り知ろうとすること(本文で”思考体力”と呼ばれています)が、魔法をかけられる人からの脱却のスタート地点です。

これって、普段の日常生活でもすごく大切なことだと思うんです。
仕事できる人って、常に物事の背景を読み取ろうとしてますからね。

背景を読み、その裏にある問題を読み、それを解決する。
そしてそれを繰り返す。改善する

並大抵のことではありませんが、まずはこう言った小さなことから始めてみましょう。

以上、駄文失礼しました。


ちなみに、本書は前書「魔法の世紀」の続編に近い立ち位置だそうです。
実はまだ読んでないんで、速攻で読みたいっす。

これからの世界をつくる仲間たちへ

<概要>
これから世界がどう変わるのか、教えよう

著者・落合陽一氏は、28歳という若さにして、世界的にも「社会を変える」と見られている最先端の研究者だ。

2015年には、米the WTNが技術分野の世界的研究者を選ぶ「ワールド・テクノロジー・アワード」を受賞する快挙を成し遂げた。

月刊『文藝春秋』(2016年2月号)では「日本を元気にする逸材125人」に選ばれた。
「現代の魔法使い」と称され、「嵐にしやがれ」「サンデー・ジャポン」などメディアにも数多く出演、メディアアーティストとしても活躍している。

落合氏は、コンピュータが人間の生き方に根本的な変革を迫っているという。

世の中のすべてが変わる。

たとえば、これまでのホワイトカラーの仕事は、何もかもコンピュータに持っていかれる。
勉強していくら知識を得ても何の役にも立たない時代になる。

そんな世界で生き抜くためにどうすればいいのか。

落合氏は若者たちに熱く語る。
「魔法をかけられる側になってはいけない。魔法をかける人間になれ」と――。

<著者>
落合/陽一
1987年生まれ。筑波大助教。メディアアーティスト。
東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)認定スーパークリエータ。

超音波を使って物体を宙に浮かせ、三次元的に自由自在に動かすことができる「三次元音響浮揚(ピクシーダスト)」で、経済産業省「Innovative Technologies賞」を受賞。

2015年には、米the WTNが世界最先端の研究者を選ぶ「ワールド・テクノロジー・アワード」(ITハードウェア部門)において、日本からただひとり、最も優秀な研究者として選ばれた。

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